Superiority

東日本大震災以降、首都圏との同時被災リスクの低さや
人材確保のしやすさなどを背景に、リスク分散先として、
北海道をご選択いただく企業が増加。

POINT
1

同時被災のリスクを低減

リスクへの対策なら北海道

北海道は、台風の接近や雷の発生、豪雨の日数が他地域に比べて少なく、首都圏等で地震等自然災害が発生した場合にも同時に被災するリスクが低いため、リスク分散の候補地として最適です。道では「北海道強靱化計画」に基づき、大規模自然災害に備えた防災・減災対策とともに、リスク分散のための本社機能や生産拠点の移転促進といったバックアップ機能の発揮に向けた取組を推進しています。

北海道強靱化計画

~安全・安心な北海道をつくり、国全体の強靱化に貢献するバックアップ機能を発揮するために~

北海道の強みを活かした
バックアップ機能の発揮に向けた取組を推進!
国全体の強靱化に向け、北海道が担う役割
リスク分散の
受け皿
食料・エネルギー
の安定供給
被災地への
緊急支援
バックアップ機能発揮に向けた取組例
  • 本社機能や生産拠点の移転・立地の促進
  • 食料生産基盤の整備
  • データセンターの立地促進
  • 再生可能エネルギーの導入拡大
北海道強靱化計画ホームページはこちら
POINT
2

安定したエネルギー供給

国内最大級の
LNG基地

2012年から稼働している石狩市の「石狩湾新港LNG基地(18万㌔㍑)」では、LNG(液化天然ガス)を、パイプラインを使って札幌等に供給するほか、道内事業者にLNGのまま供給しています。同じ敷地内に2基目(20万㌔㍑)、3基目(23万㌔㍑)、4基目(23万㌔㍑)のLNGタンクが稼働し、2020年10月に日本最大級のLNG基地が形成されました。

電力の安定供給に向けて

北海道では、将来にわたる安定供給を見据えた電力設備の建設が進められています。2019年には、新たな火力発電所「石狩湾新港発電所1号機(56.94万kW)」や、北海道と本州を結ぶ電源不要の自励式変換器「新北本連系設備(30万kW)」が運転を開始。今後は「石狩湾新港発電所2号機・3号機」の建設が予定されているほか、国等の委員会で新北本連系設備の増強に向けた計画が示されるなど、電力の安定供給が図られています。

石狩湾新港発電所(LNG火力発電所)
(出典:北海道電力㈱)

POINT
3

多重的な交通インフラ

道内13の空港が結ぶ
ネットワーク

北海道にある13の空港が交通の利便性を高め、ビジネスや生活を充実させています。道内で運航している発着便数は道外・道内合わせて1日あたり約400便あり、道外の主要都市を結ぶ9空港は全て東京と直結しています。また、新千歳・函館・旭川には海外との定期便も就航していますが、コロナ禍の影響で全便運休となっています。(2021年3月1日現在)

札幌-東京間は
国内最多の運航数

新千歳空港と羽田空港を結ぶ路線は、国内最多の1日53往復が運航されています。朝6時から夜12時までの運航頻度は1時間あたり平均3往復で、国内線の乗降客数は2,073万人と羽田空港に次いで全国第2位(2019年)です。2010年3月には新国際線旅客ターミナルビルが供用開始しました。

朝から夜まで
利便性の高い運航ダイヤ

羽田空港発→新千歳空港着の始発便は6時15分発、新千歳空港発→羽田空港着の最終便は21時45分発。朝早くから夜遅くまでの運航で、日帰り出張も可能です。

LCCの就航で
さらに北海道が身近に

2012年に本州と北海道を結ぶLCC(ローコストキャリア)が就航しました。大手よりも割安な運賃が魅力で、現在3社が運航しています。

北海道内は
飛行機移動が便利

北海道内の移動には、10路線ある航空機が便利です。JAL、ANAのほかにHAC(北海道エアシステム)があり、1日あたり約29往復が運航しています。

渋滞の少ない
スムーズな道路輸送

広大な北海道の自動車輸送をよりスムーズにする高規格幹線道路等の整備を推進しています。主要都市間を結ぶ総計画延長は1,825kmにおよび、2021年3月末現在で1,183kmが開通しています。

北海道新幹線が
ビジネスチャンスを拡大

北海道新幹線が2016年3月に開業し、現在、東京〜新函館北斗間が最速3時間58分で結ばれています。また、新函館北斗~札幌間は、2012年に認可・着工され、2030年度末の開業が予定されています。

北海道全域をカバーする
JR貨物

鉄道貨物輸送は、環境負荷が最も少ない輸送手段です。北海道内にある14のコンテナ取扱駅・オフレールステーションは全国約150の駅と結ばれています。また、主力の12ftコンテナをはじめ、大型トラックと同等の積載能力をもつ31ftコンテナの積載が可能な貨物列車を、道外へ毎日約20本運行しています。

■道内主要JR貨物ターミナル所要時間(2020年3月改正)

行 先 札 幌 苫小牧 旭 川 函 館 帯 広 釧 路
仙 台 15時間35分 14時間25分 18時間08分 12時間20分 33時間20分 37時間50分
東京
(隅田川)
18時間10分 21時間35分 25時間30分 18時間40分 24時間36分 27時間36分
名古屋 31時間20分 29時間45分 37時間45分 26時間45分 41時間30分 49時間00分
大 阪 28時間27分 27時間22分 51時間52分 24時間37分 50時間47分 55時間17分
福 岡 38時間09分 42時間24分 66時間14分 38時間09分 45時間59分 69時間39分

※荷役線出線時刻から持出開始時刻までの最短時間を記載

大量輸送を可能にする
定期航路

国際拠点港湾の室蘭や苫小牧をはじめ、道内には35の港湾があり、北海道〜本州間のフェリーは11航路が運航。内貿定期貨物は18航路、石狩湾新港や苫小牧港など外貿定期貨物は12航路運航し、大量輸送を可能にしています。

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